すごく楽しかったです ぷー太

合宿から帰ってきました。濃い日々でした。

到着早々驚いたのは部員が増殖していたこと。高校になってから似たような奴らが美術部の実体に気づき入部してくるのはわりと伝統だったりしますがここまでの規模は類を見ないものでした。行きの電車は普通の急行を使っていたのですが、あるものは堂々と漫画を読みまたあるものは堂々と漫画を描き、残りは濃いヲタク談義に花を咲かせていました。その中には中一の姿も・・・。なんて奴らだ・・・素晴らしすぎる。

そんな終わってるメンツで今回もっとも盛り上がったのが合宿地で見かけた射的でした。見た瞬間私（っていうかほぼ全員）の脳裏をあのゲームがよぎりました。

「おい、でかいクマのぬいぐるみを探せ。」

というわけでリアルひぐらしごっこ開始。残念ながらクマのぬいぐるみは見つからなかったもののキティちゃんの蝋人形を発見したので代用。無論注文は

「すいません。銃３つ使っていいですか？」
訝しがられるかと思いきやすんなりOKが出たので、気分はすっかり圭一です。三つの銃に弾を込め、慎重に狙い・・・

パンッ　ポンッ

かすりもしませんでした。この時点でひぐらしの再現は不可能となり、銃を三つ使ったのはただの奇行となりましたが、気を取り直しラスト一発。

ピシッ

命中。顔面ははずしましたが胴体正面に直撃。

が、キティは微動だにしませんでした。

物理的にキティ攻略が不可能であることを悟った私は狙いを急遽ヌードライターに変更。倒したのですが、おばちゃんはライターをくれません。

「だめだよ。アレを当てて棚から追い落とさなくちゃ。」
「は？」

つまり倒れたライターの側面に何連発も当ててすこしずつ押していって落とせとおっしゃるんですね。うん、すごいボッタクリだ。ちなみにキティも同様ということになります。断言して一万発当てようが落ちません。

倒れたヌードライターを前に憔悴する私。しかしここで真の圭一が現れました。

「おばちゃん、弾２０発セット頂戴。」

何と後輩の一人が名乗りを上げました。私の熱い魂は彼に受け継がれた。俺富竹かぁ・・・

おばちゃんもさすがに詐欺商法が過ぎたと反省したのか倒れたライターの位置を大幅に変更。そして彼の奇跡の腕前が光る。

ビシッ　ビシッ　ビシッ

なんとほぼ全弾を命中させライターを攻略。おまけも大量に取得。跳弾が僕を襲う。
そして彼は取得したライターを僕にくれました。ありがとう。近くで見るとグロかった。俺レナかぁ・・・。

まあそんな合宿でした。とても楽しかったです。後輩のみんな、ありがとうございました！

さて、今回そもそもどうしても合宿に行きたかった理由として、最近会えなかった絵の恩師に激しく転換した僕の路線を報告することと、それに関していろいろアドバイスを頂きたかったということがあります。自分の腹がある程度決まるまでは甘えになると思い避けていたのですが。ということで・・・

ローアングルが描きたかった
こんなの描いて見せてました。
同じくOBの二人からは「落ち着け！それは孔明の罠だ！」と止められもしましたが、結局見せました。

認めてもらえて良かったです。その他心強いOBの先輩との接触など、本当に収穫の多い合宿でした。いろいろ希望も持てました。今後はもっと頑張ります！